メルペイの後払いシステムとバンドルカードとの違いは?
2021年3月から始まったメルペイのバーチャルカード決済。
後払いシステムはもちろん、期間限定の還元キャンペーンもしているなどお得で便利なサービスが多いものとなっているため利用者も急増傾向にあります。即日で発行できる点や後払いが出来るものとして、バーチャルカードと同じような機能を持っているバンドルカードというものは聞いたことがありますでしょうか。
今回はバンドルカードとはどういったものなのか、バーチャルカードとの主な違い、使いやすさなど詳しく見ていこうと思います。
バンドルカードって何?
バンドルカードとは「株式会社カンム」という会社が提供を始めた「Visaプリペイドカード」となっています。普通、プリペイドカードと聞くと事前にお金をカードにチャージしなければならず、後払いなどは出来ないものだと思いますよね。しかし、このバンドルカードはチャージ方法が豊富で、バンドルカード独自の後払い決済、ポチっとチャージを利用することができます。
更にバンドルカードのバーチャルカードに関しては、メルペイバーチャルカードと同様に簡単な設定をすれば審査や手数料なしで即日発行となっているので、待ち時間もなくその日の内に直ぐに使う事ができるのが嬉しいポイントです。
使える場所もVisa加盟店であればどこでも利用できる優れものとなっています。ただし、バンドルカードの種類として何種類かあり、その種類によって使えるお店等も変わってくるので注意が必要です。
リアルカード?
バンドルカードにはリアルカードも存在しておりこちらも簡単に発行する事ができます。名前の通り実物のカードが発行手数料300円、または400円で手元に来ると言ったものとなっています。発行手数料の金額はカードの色、デザインなどで変わるようですので、気に入ったデザインを自身で選んで楽しむと言ったことも出来ますね。
リアルカードを発行するとそれまで使っていたバーチャルカードは破棄され、カード番号やセキュリティコードなどが一新されますので、バーチャルカードを登録していたサイトがある場合は変更が必要となります。
しかしリアルカードを発行すれば、バーチャルカードが使えたオンラインサイトはもちろん、バーチャルカードが使えなかった実店舗などでのお買い物も国内のVisa加盟店であればできるようになります。
ただしリアルカードを発行してから手元に届くまで2週間ほどかかるので、早く使いたい場合は前もって発行しておく必要があります。
更にバンドルカードリアル+(プラス)という普通のリアルカードよりもグレードアップしたものもあり、発行手数料が600円から700円と少し高くなりますがオンラインや国内の実店舗での利用はもちろんの事、国内外のVisa加盟店(実店舗)でも幅広く利用でき、月にチャージできる上限額が200万円までとなっており、高額利用者にとってはかなり優れものとなっています。
バンドルカードとメルペイバーチャルカードとの主な違いは?
バンドルカードの詳しい仕組みについて分かったところで、メルペイのバーチャルカードとの主な違いを見ていきましょう。
年齢制限や本人確認は?
バンドルカードは年齢制限なども無く、電話番号を持っていれば中学生や高校生でも利用できます。メルペイバーチャルカードは18歳未満の方は利用する事が出来ず、18歳以上の方は本人確認か銀行口座を登録する事で利用できるようになります。
使えるお店は?
バンドルカードはバーチャルカードの場合、オンラインのVisa加盟店ECサイトなら国内はもちろん海外でも利用可能となっています。メルペイバーチャルカードは国内のMaster cardオンライン加盟店ECサイトでのみ利用可能です。
チャージや精算時の手数料は?
バンドルカードの後払い(ポチっとチャージ)は3,000円からチャージ可能となっていますが、3,000円から10,000円までのチャージで手数料が510円かかり、金額が大きくなると手数料も多くなり、チャージの際に毎回手数料が発生します。メルペイバーチャルカードの支払い方法はメルペイスマート払い(後払い)のみとなるのでスマート払いの精算方法と同じとなっていて、手数料は精算時に300円が一度だけ掛かるといったシステムになっています。ですが銀行口座からメルペイ残高にチャージする精算方法なら手数料が無料になります。
メリット
バンドルカードのメリットとしてチャージ履歴や支払い履歴をスマホの通知で知らせてくれるといったところで、チャージや支払いをしたらその時にスマホにて通知が届き、詳しい明細もアプリからその都度確認出来る為使い過ぎ防止やもしもの時の早期発見に役立ちます。また、チャージ方法は後払いだけでなくクレジットカードやコンビニでの現金払い、ドコモのキャリア決済など種類が豊富なところも魅力の一つです。
メルペイバーチャルカードのメリットは、普通のクレジットカードと違い還元キャンペーンがよく開催されるため、その時に利用すればお得に使う事が出来るといった点やバンドルカードと比べると手数料もとても少なく済むといった点ですね。
結局どちらの方が使いやすいの?
バンドルカードは手数料がかかるものの、リアルカードにすればほぼクレジットカードと同じに利用できます。海外などによく行く方でしたらリアルカード+はとても便利に感じるかと思います。
しかし実店舗で利用したい場合リアルカードをわざわざ発行しなければならず、発行手数料も手元に来るまでの時間もかかるなど、使うまでの手間やスマホひとつでできない点などは使いやすさに欠けてしまいますよね。
メルペイバーチャルカードはECサイトでのお買い物を中心にお得に利用できるものですが、支払い方法であるスマート払いはメルカリ内でのお支払いからメルペイのiD払いでも利用できるため、スマホひとつでネットショッピングも、メルペイ加盟店である実店舗でも後払いでのお買い物ができお財布いらずとなっているので、そういった点からするとメルペイバーチャルカードの方がとても使いやすいと言えますね。