2013年に設立されたメルカリですが、はじめは「メルカリ」ではなく「株式会社コウゾウ」として設立されたフリマアプリです!
現在では日本およびアメリカ合衆国にてサービスを提供していて、スマートフォンが普及している今では沢山の人が利用しているかと思いますが、そんな「メルカリ」についてより理解してもらうためにさらに詳しくご紹介していきたいと思います。
目次
メルカリとは
「メルカリ」とは、誰でも簡単に商品の売買ができるフリマアプリのことです。「メルカリ」の名称はラテン語で「商いする」との意味で、商品を売買することからこの名所の由来とされています。
スマートフォンからのサービス利用者数について、ネットオークションとフリーマーケットを合わせたサービスの中で、大手に次ぐ4位で利用者数も幅広い世代へと広がってきています。そんな「メルカリ」は、会員登録・月会費全て無料!
ですが、出品した品が売れた際に販売手数料として10%がかかる仕組みとなっています。
会員登録時に身分証明書が必要ないという点から匿名でも出品が可能ですが、それを利用した悪徳業者や問題出品者によるトラブルが多かったことから、初回出品時の住所・氏名・生年月日この三点の登録が必要となりました。ですので、未登録状態のアカウントでは出品が現在不可ということになります。また、未成年者は保護者の同意を得る必要があります。
メルカリの発送方法を「らくらくメルカリ便」または「ゆうゆうメルカリ便」というサービスを利用すれば、双方の名前・住所が伝わることなく発送が可能です。いわゆる匿名でお取引が完了することができます。出品自体は簡単にでき、商品の写真・説明を入れて出品するのみ。説明入力には自由に入力する事ができることからより早く売却するために、商品のブランド名や、色やサイズ、商品の状態、買った時期等詳しく記入すると他の商品よりも早く売れるかもしれませんね。
また、出品者とお取引する上で不安な点や質問等あった際、アプリ内チャットでやり取りができ購入する前に疑問点を消化したうえで進めることができます。
さらに、購入後になにかトラブルがあった際や出品者と連絡がつかなくなってしまった際も、メルカリ事務局に問い合わせることができるので、そういった点でも安心してお取引ができるフリマアプリではないでしょうか。
送料は、商品代金に含まれる出品者負担の場合と着払いの購入者負担の2種類があります。着払いは「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」には利用することが不可なので、送料込みでの値段設定となっています。
実際に商品を出品し、取引が完了した際に販売利益が売上金(残高)としてアカウントに反映されます。残高確認や振込先口座の登録などはアプリ内の「メルペイ」から確認や設定することができます。そもそも「メルペイ」とはなにか、疑問を抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
続いてフリマアプリの「メルペイ」について詳しくご紹介していきます。
メルペイはどんな決済なの?
「メルペイ」とは、フリマアプリ「メルカリ」が提供していて非接触型決済サービス(スマホ決済サービス)として開始しました。「メルカリ」に併設しているので、メルカリのアプリがあればそのまま使用することができ、メルカリの売上金をすぐに支払いに充てられることができます。
利用方法もしくは有効な活用方法は以下となります。
売上金を振込申請
一つ目は、売上金を振込申請し現金化にすることができます。売上金は振込申請期限があり、計上されてから180日以内に「振込申請」または「ポイント購入」をする必要があります。ですが「お支払い用銀行口座」の登録をすると、売上金の振込申請期限が無期限になります!振込手数料は200円かかりますが、メルペイ加盟店以外での売上金の使い道を考えている方は振込申請をして現金化してもいいかもしれません。
メルペイ残高へ移動
二つ目は、「本人確認」と「銀行口座の登録」をすることにより、売上金を「メルペイ残高」に移行することができます。これらの登録をすると、自動的に「メルペイ残高」に移行される仕組みです。メルカリ内はもちろんメルペイ加盟店での支払いに使うことができます。またご登録の銀行口座からチャージ(入金)ができ、売上金やポイントがなくても「メルペイ残高」へお金を入れて支払うことができます。
メルカリ内でお買いもの
三つ目は、売上金でポイントを購入することによってメルカリ内でのみの買い物に利用することができます。1ポイント1円で購入することができ、チャージやお支払いに手数料はかからないので、メルカリでお買い物をする予定の方は、この方法で利用してみてもいいかもしれません。また、一度ポイントに換えた売上金は払い戻しができないのとポイントの有効期限は1年間ですのでこれらの注意が必要です。
ポイントへ換えるメリットとしては、「本人確認」や「銀行口座の登録」をしなくても利用できる仕組みとなっているのでお手軽にできます。
このように、実際にいろいろな使い道のある「メルペイ」はメルペイのマークや「ID」のマークがあれば多店舗で利用することができます。メルペイの決済方法として、ID決済・コード決済(QRコード・バーコード)そして後払い決済があります。ではどのようにして、「メルペイ残高」を利用して決済することができるのか詳しくお話ししていきたいと思います。
決済の種類について
【QRコード決済】メルペイ
お店に掲示されているQRコードを読み取ることによって決済できる方法と店員さんに「QRコード」またはバーコードを読み取ってもらうことにより決済できる方法があります。
ご利用方法は、メルカリアプリ内の左上に「QRコード」マークをタップし、お店に設置してあるQRコードを読み取りのちお支払い金額(税込)をご自身で入力し決済する。
QRコードやバーコードを読み取ってもらう方法は、左上の「QRコード」マークをタップした後、店員さんにQRコードまたはバーコードを読み取ってもらうことによってお支払いすることができます。どちらも支払い時に「メルペイで支払う」ことを伝える必要があります!
【ID決済】メルペイ
「ID決済」は、専用端末にかざすだけでお支払いができる電子マネーサービスです。
Androidご利用の方は、IDアプリをインストールしたのち各種設定をします。iPhoneご利用のお客様はApple Payで各種設定するとご利用できます。どちらもメルペイで「ID」のマーク(ID未設定)をタップし設定する必要があります。お支払い時にメルペイのカードを選び、機種それぞれの認証(顔認証やTouch IDなど)をしたのち専用端末にスマートフォンをかざすだけで決済することができます。
ID決済をする際は、支払い時に「IDで支払う」ことを伝えてください!
【バーチャルカード(後払い)】メルペイ
バーチャルカードとは、ECサイト(インターネットのみ)でカード決済に使えるカードのことで、実物のカードはないですが入会金・年会費無料でメルカリアプリ内からも即時発行が可能となっています。利用するにあたって「アプリでかんたん本人確認」と「メルペイスマート払い」(後払いの機能)の設定が必要となります。
ご利用方法として「メルペイ」画面の「ネットショップで決済」を選択し設定を完了したのち、アプリに表示されるカード番号によりECサイトでの利用が可能です。万が一のことがあってもアプリ内ですぐに利用停止操作が行えるので安心して使えることができます。
どういったサイトで利用できるのか?
従来までは、「スマート払い」の名称で後払いでの機能を提供しており、「スマート払い」として利用できるのは、メルカリ内のみでの中古品購入やメルペイが利用な可能なお店に限られていましたが、バーチャルカードを発行することで、利用限度枠内であればMastercardオンライン加盟店内でカード決済としてお使いすることができます!
3Dセキュアとは
3Dセキュアとは、VISA・Mastercard・JCB・AMEXが推奨する本人認証サービスです。(各ブランドにより名称は異なる)
ECサイトでの決済(インターネット内)や、非対面でクレジットカード決済を行う際の不正利用対策として、カード会社が設定している本人認証サービスです。利用時には、「クレジットカード番号」・「有効期限」や「セキュリティナンバー」に加えて3Dセキュアパスワードを入力することにより利用可能となっています。そのため、盗用によるなりすましなどの不正利用を未然に防げることができます。
購入サイト
色々なサイトでご利用できるバーチャルカードですが今回はAmazon公式でのギフト券とApple公式でのギフト券この二点でのご購入サイトのご購入の仕方を紹介したいと思います。
■ Amazon公式
- まずは「メルペイ」バーチャルカードを使ってAmazonギフト券を購入(ログインまたはamazonアカウント新規作成の必要あり)
- お支払い方法にバーチャルカードのカード番号や名義人名入力
- ご購入完了後、ギフト券買取業者で買い取ってもらう
■ Apple公式
Eメールタイプ
- ギフトカードApple公式サイトでMusicからギフトを選択
- 「ギフト券をEメールタイプで贈る」を選択
- デザイン・カードの金額・Eメールアドレスや名前など入力したのち「バッグに追加」を選択
- ご希望のお支払方法を選択(クレジットカード・コンビニ払い)
- クレジットカードを選択しバーチャルカードの番号を入力
- 「注文する」選択し購入する
配送タイプ
- ギフトカードApple公式サイトでMusicからギフトを選択
- 「ギフトコードを購入する」を選択
- デザイン・カードの金額を選択のちバッグに追加
- Apple IDとパスワードを入力してサインイン
- 「配送」又は「受け取りに行く」どちらかご希望の受け取り方を選択(配送タイプの場合)
- 「配送を希望する」にチェックしたのち「配送先住所に進む」を選択
- 配送先の住所を入力
- 希望のお支払い方法を選択(クレジットカード・銀行振込・コンビニ払い込み)
- クレジットカードを選択したのちバーチャルカードの番号を入力
- 「注文する」を選択し購入する
まとめ
「メルカリ」・「メルペイ」の仕組みやご利用方法などご紹介させていただきましたが、まだ利用されたことが無い方も誰でも無料登録することができ、かつ出品も簡単にすることができるので、今後使う予定がないものなど処分する前に一度メルカリで出品してみてもいいかもしれませんね。また、「メルペイ」も今では多店舗でご利用できるので、売上金の使い道に困ることもなくお使いできるのではないでしょうか。出品する予定がない方でも「メルペイ」だけを利用することもできるので、キャッシュレス決済が増えてきている現在誰でも気軽にお使いすることができますね。さらに、メルカリでは独自の「還元キャンペーン」を不定期ではありますが、実施しているのでタイミングがあえばポイントを獲得できるかもしれませんね。
そして、新しく導入されたバーチャルカードも入会費・年会費無料ですので、インターネットショッピングをよくご利用する方など是非お申込みしてスマートかつ簡単にお支払いしてみてはいかがでしょうか。