ある日、突然「ドコモケータイ払いが使えなくなった!」なんてことはありませんか?
ドコモケータイ払いは、携帯電話キャリアのdocomoが提供している決済サービスで、アプリの課金やデジタルコンテンツを購入する際の支払い方法として使うことができます。月々の携帯料金とまとめて支払うことができて、クレジットカードを持っていなくても、後払い形式で使うことが可能です。
ドコモケータイ払いが急に使えなくなる、つまり利用停止となるには、必ず理由が存在します。ドコモ払いで商品を購入しようとしたときに、ケータイ払いが使えないからといって慌てる必要はありません。ドコモケータイ払いが利用停止になる理由と、どうすれば復活するのか?詳しくご説明していきます。
利用限度額とリセット
ドコモケータイ払いが使えない理由として、一番多いのは ‘利用限度額を超えて決済を行おうとした場合’ です。
ドコモケータイ払いは、利用者の契約状況に応じて限度額の上限が決まっています。
年齢 | 契約期間 | ご利用限度額 |
---|---|---|
19歳まで | – | 10,000円/月 |
20歳以上 | 1~3ヵ月 | 10,000円/月 |
2~24ヵ月 | 30,000円/月 | |
25ヵ月目以降 | 50,000円/月 | |
80,000円/月 | ||
100,000円/月 |
20歳以上の場合は利用状況に応じてdocomoが設定している限度額へ変更されていきます。限度額を超えての決済ができないため、1円でも超えてしまっている場合はドコモケータイ払いが利用できないのです。
あるいは、「限度額は残っているはずなのに決済できない!」という場合は、過去に自分で限度額の設定を変更されていませんか?ドコモケータイ払いにはdocomoが設ける利用限度額とは別に自分で月々の利用限度額を設定することができます。使いすぎ防止のために限度額を設定している場合は、利用可能額より低い金額で設定している場合があるので一度確認してみましょう。設定を元に戻すことでdocomoが設けた利用限度額で利用できるようになります。
限度額を上限いっぱいまで使ってしまった場合、利用限度額がリセットされるまでドコモケータイ払いで決済を行うことができません。ドコモケータイ払いは「月末締め」の「翌月末払い」となるため毎月1日に利用限度額がリセットされます。
携帯料金を滞納している場合
「引き落としができていなかった」「支払いを忘れていた」といったうっかりミスは誰にでもあることだと思います。携帯料金の支払いが遅れた場合に電話やメールがすぐに利用停止となることは少ないようですが、キャリア決済が使えなくなることは多いようです。説明したように、最大で100,000円まで使えてしまうドコモケータイ払いなので、便利だからといって「ついつい使い過ぎてしまった」となると後々大変なことになりかねません。滞納が続いてしまうと、ドコモケータイ払いの利用制限や、最悪の場合は携帯電話の強制解約となったケースもあります。
ドコモケータイ払いは、利用限度額内であれば好きな金額を上限として設定できます。ついつい使い過ぎてしまうという方は、上限そのものを低く設定することで使い過ぎを制限することもできますし、携帯料金の滞納といった心配もありません。
滞納してしまった携帯料金はすぐに支払えば、ドコモケータイ払いも使えるようになります。何度も滞納をしていると、いつの間にか制限がかかり利用限度額が低くなってしまったり、滞納分の支払いをしたのにドコモケータイ払いがなかなか復活しなかったりということも考えられます。まずは滞納せずに支払いができる金額分だけを使うようにしていきましょう。