docomo、au、Softbankの各携帯会社が行っている決済サービスが存在しており、一括りに「キャリア決済」という風によばれています。オンラインショップでのお買い物・デジタルコンテンツを購入する際の支払いを携帯電話料金と一緒に支払うことができます。言わば後払いのクレジットカードと同じように使うことができます。しかし、クレジットカードと違って審査が無く、携帯電話をお持ちであれば誰でも利用することができるため利用者の多くはクレジットカードを持たない方が多いのではないでしょうか。
この決済方法を用いて購入した商品を、買取業者にて換金することを、キャリア決済の現金化と言われています。オンライン上の手続きのみで完結し現金化までスムーズなことから、急ぎで現金が欲しい場合などに利用されることが多いです。現金化として使われている商品は主にAmazonギフト券やiTunesコード、GooglePlayコード等といったデジタルギフトコードが多いようで、電子ギフトコードを専門に買い取っているギフト券買取サイトへ売却し現金化を行うことが可能です。
目次
キャリア決済現金化は違法なのか
仕組みはわかっているものの、実際に利用する際に「携帯電話料金(キャリア決済)の現金化は違法なのかな?」と不安に思う方もいますよね。
キャリア決済の現金化は違法ではありません。ではなぜ違法ではないのか?あくまでキャリア決済の現金化はキャリア決済で購入した商品を買い取ってもらい現金化を行っています。きちんと決済を行って購入した商品を買い取ってもらっている形なので違法にはならないのです。
キャリア決済の現金化を行う上で注意しなければいけない点もございます。
各携帯電話会社の利用規約に違反する可能性がある
実際に利用規約にも現金化に関しての注意書きが記載されていますが、携帯会社としては利用規約違反になります。しかしながらキャリア決済の現金化は違法ではなく携帯会社にばれてしまうというケースはあまり確認されていません。
支払いが滞ると利用停止に
キャリア決済は携帯電話料金と一緒に支払うことができるので、後払いという形になります。ついつい使い過ぎてしまって携帯電話料金を滞納した、なんてことになると、キャリア決済の限度額が減ってしまったり、最悪の場合はキャリア決済が利用停止になってしまったりする可能性があります。さらに滞納した携帯電話料金の支払いをズルズルと伸ばして警告を無視してしまうと、携帯電話そのものの契約を解除されてしまう可能性もあるので必ず期日までに支払ってください。
安全に現金化を行うには?
キャリア決済の現金化は自分自身で購入先、携帯電話会社に言わなければ、まずばれることはありません。それでも不安に思ってしまうこともありますよね。安全に現金化を行う際はギフト券買取サイト選びが重要なポイントとなります。せっかく商品を購入して買い取ってもらうために買取サイトを利用してもどういうサイトを選ぶかによって換金率が悪かったり、HPに記載している換金率と異なっていたり、振込までのスピードが遅く欲しかったタイミングで入金されていない。なんてことも。
それぞれのギフト券によって買取率の相場というものがあります。換金率が他店に比べてかなり高いからという理由で申込をしてしまうとそのまま振込がされなかったり、振込までかなりの時間が掛かってしまったりといった場合がございます。優良店とされている業者では安心して取引することができますが、所謂悪徳サイトというものも存在しているためうまい話に飛びつくのではなく、相場や口コミを確認してきちんとギフト券買取サイトを選びましょう。
普通に使っていてバレてしまうということはありませんが、携帯電話会社からすると利用規約違反になってしまいます。しかし、きちんとキャリア決済で購入した商品を買い取ってもらっているだけなので法律では違法ではありません。どうしても手元に現金が必要な場合にのみ携帯電話の現金化を利用するようにしましょう。