クーリングオフ を解説
読み方
くーりんぐおふ
説明
クーリングオフとは法律で定められた場合に限り、消費者が無条件で一方的に契約を一定期間内であれば無効にできる制度のことです。この制度の大きな目的は消費者の保護とされており、契約を結んだ後でも落ち着いて契約内容について考えたうえで判断することができるようになっています。
たとえば訪問販売や電話勧誘、マルチ商法など様々な販売方法で、不意の訪問によって考える間もなく契約に持ち込まれてしまった場合や、圧をかけ強制的に契約をさせられた場合などの契約で利用することができます。その際は電話や口頭ではなく、後の証明のためにも書面でクーリングオフを申し出ます。
ただし、クーリングオフできる期間や条件は販売方法によってそれぞれ定められているので、自身が契約を結んだ際の販売方法にも注意しておかなければなりません。また、契約したのが個人ではなく事業者である場合や、自分の意思でショッピングサイトにアクセスしていたり、店頭に赴いて契約をした場合など、自身に落ち度があったり不当性のない場合はクーリングオフの対象外になり得ることがあります。